日商簿記3級を独学で勉強しいたい!でも子育て中でも出来るかなぁ・・・と考えているママさん!「子育て中でも、独学で合格可能です!」
仕事は忙しい人に頼め!という言葉があるように、忙しい人は時間ないからこそ、時間の使い方が上手です。これはママも同じ!家事に育児、日々時間と戦っているママだからこそ、時間を上手に使って勉強しましょう!
この記事では、簿記3級を独学で勉強するスケジュール、勉強時間、勉強方法を共有していきたいと思います。
簿記とは?
簿記とは、簡単に説明すると「会社の家計簿」です。
お金や物の出入り、日々の取引を帳簿に記入していき、最終的には決算書を作成するための作業のことをいいます。そして「損益計算書」や「貸借対照表」を理解し、会社の利益の仕組みや会社の財産がどのくらいあるのかが分かる様になります。
まず初めにする事
簿記3級っておもしろそう!資格の勉強してみようかな?と気になりはじめたら、まず初めに2つの事を行いましょう。
試験日を決める
簿記3級の試験は1年に3回あります。試験日を6か月以上先にしてしまうと、モチベーションが続かなくなるため、なるべく最短の試験日に決めます。申し込み可能な期間であればすぐ申し込みをしましょう。
試験日は2~3か月先がベスト!
テキスト・問題集・予想問題集を選ぶ
【テキスト】
大きく分けて2種類あります。
- 教科書の様な、文字多めのテキスト
- イラスト多め、漫画の様なテキスト
もちろんどちらで勉強をしても、合格は可能です!勉強が得意で活字が好きな方は、教科書の様なテキストで勉強するのが良いでしょう。私のおすすめは、勉強から一度離れているママでも抵抗なく読み進められる、イラストありのテキストです!初めて聞く単語も会話の様にセリフで説明してある為、分からないなりにも何となく理解する事ができます。
【問題集】
教科書の様な文字多めのテキストの場合、別で「問題集」と購入しましょう。イラスト付きのテキストは内部に問題集がついている物もあります。
【予想問題集】
どれを選んでも大差はありませんが、テキストと同じシリーズを選ぶと、見直し・復習の時に勉強しやすいです。また、解答用紙は本誌についていますが、ダウンロード・印刷をして本誌に書き込みをせずに使えるようになっている物もあります。
テキスト・問題集等は試験合格後、メルカリ等で売れるので「書き込みを極力しない」という事もありです!
適した電卓を選ぶ
電卓は簿記の試験に必需品となります。100円均一にも売っていますがおすすめしません。なぜなら、たくさんの計算をしなければならない中で、一つ打ち間違えるだけで、全て削除しもう一度初めから計算し直さなければならないからです。
- 手のひらサイズで打ち込みしやすい物
- 滑り止めがついている物
- 12桁表示の物
ここで注意ですが、「関数電卓」は試験会場に持ち込みできません。具体的には下記の物が入っている電卓です。
- 印刷機能
- メロディー機能
- プログラム機能
- 辞書機能
最短2か月!?試験まで約60日のスケジュール
試験日と参考書も決まり、いよいよ勉強スタートです!子育てしながらでも順調に勉強する方法や、時間の取り方を見ていきましょう。
子育て中もおすすめな、勉強時間の取り方
ママはとにかく忙しい!子供が寝ている間に食事の準備や家事を終わらせないといけない( ゚Д゚)
バタバタな一日の中でも、確実に確保できる時間をピックアップしました。
- 子供の昼寝の時間(1時間)
- 子供が寝た後の時間(30分間)
- 可能であれば、子供が起きる前(30分間)
一日、1時間30分間勉強できると試験合格までグンッ!と近づきます。
もちろん毎日時間が取れればいいですが、お子様の状態によって無理な日もあります。夜頑張ろう!と思っても子供と寝落ちしてしまう日も。でも大丈夫です!試験日まで余裕を持って2か月後に設定してあるので、勉強できなかった日があっても気にしないで下さい♡
効率の良い勉強方法
時間別を細かく書いて行きますが、この通りにならなくても大丈夫です!私の経験上、過去問↔解答↔参考書の行き来をする時に一番理解が深まった為、ここに重きを置いています。
【1~3日間 参考書を一通り読む】
まずはテキストを一通り読みます。単語の意味が分からなくても、理解しても、しなくてもどんどん読んでみて下さい。初めての単語がたくさん出てきますのが、「ふ~ん」くらいでOK!
ここでママも出来るポイント!子供を寝かしつける時間も有効に使う★
暗くて本は読めない為、あらかじめスマホで写真を撮っておこう!子供が寝かけて動けない時も有効に勉強できます!
【4~6日間 もう一周読みます】
テキストをもう一周読んでみると、一週目は分からなかった所も、さらに理解が深まります。
【7~21日間】
ここからはインプットの時間です。分野ごとにテキスト⇀問題集⇀解答を繰り返します。
多少分からなくても、一度全ての分野をやってみましょう。
分野は大きく分けると30テーマ程、細かく分けると120テーマ程になります。テキストを見て一日何ページづつ進んでいくとスムーズにいくか予定を立てましょう。
【22~55日間】
ここからはアウトプットの時間です。予想問題集↔解答↔テキストで確認をひたすら繰り返します。
予想問題を初めて解いた時、「一通りインプットをしたはずなのに、全然解けないッ!!」と、心が折れそうになるはずです。でも大丈夫です!ここはみんなが通る道☺
最後まで解いてみたら、解答を見ながら解く手順を確認して下さい。ここでテキストも見てみる確認すると、やっとテキストが言っている意味が分かります!(笑)予想問題を2回目、3回目と解いていくうちに、解き方の考え方を自然と覚えていきます。
【56~60日間】
最後の総仕上げです!一度、時間を計りながら予想問題集をやってみましょう。子供たちは少しの間YouTube先生を見てもらうか、パパにお願いしましょう。
ここでは自分の苦手とする分野を集中的に復習します。そして自信をつけて試験に臨みましょう★
【自身が付く!分かり易い】おすすめアプリとYouTube
ここまで読んでみて、独学での簿記3級の合格へのスケジュールは理解できたと思います。最後におすすめアプリとYouTubeを紹介します。
このアプリは簿記の基礎でもある、「仕訳」を復習する事ができます。アプリなので空いている時間にささっと勉強できておすすめです。
YouTubeはテキストを読んでも理解できない時に役に立ちます。分からない事があってつまづくとモチベーションが下がってしまうので、分からなかい事はその都度調べましょう。とても役に立ちます☺
とにかくママは時間との戦いです。スマホを活用しながら、時間がない中でも少しづつ勉強して下さい。合格する事を応援しています(/・ω・)/